【ワシントン共同】1月の米連邦議会議事堂襲撃で支持者を扇動したとして下院に弾劾訴追されたトランプ前大統領(共和党)の弾劾裁判が9日、上院で始まった。トランプ氏が弾劾裁判にかけられるのは2回目で、退任後の大統領としては初めて。重要案件が山積しており、審理を急ぎ、早ければ来週前半に評決が出る可能性が浮上している。

 上院は民主、共和両党の勢力が拮抗し、有罪評決に必要な出席議員の3分の2の賛成は現時点でハードルが高い。民主党は、より多く有罪票を確保しトランプ氏の影響力低下を印象付けたい考え。一方、トランプ氏は無罪評決を得て、反転の契機としたい思惑だ。