30日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで1ドル=115円20銭まで値下がりした。11月26日以来、約1カ月ぶりの円安ドル高水準となった。円相場は2021年初めに102円台後半で推移していたが、1年で12円余り円安ドル高が進んだ。この背景には日米の金利差が広がるとの観測がある。

 21年の円相場の値下がりは、じわじわと進んだ。米国では新型コロナウイルス禍からの経済回復に伴って投資家のリスクを避ける姿勢が和らぎ、安全資産とされる国債が売られて長期金利が上昇。大規模な金融緩和で超低金利が続く日本との金利差が広がり、ドルを買って円を売る動きが優勢となった。