埼玉県川口市立中の生徒だった男性(19)が、不登校となったのはいじめに対する学校側の対応が不適切だったためとして、市に550万円の損害賠償を求めた訴訟で、55万円の支払いを命じたさいたま地裁判決に対し、市は24日、控訴を断念する方針を明らかにした。

 男性は2015年に入学。所属したサッカー部で会員制交流サイト(SNS)を使った嫌がらせや、顧問からの体罰を受けて不登校となり、市の設置した第三者委員会でいじめと認定された。

 今月15日の地裁判決は学校側がいじめを重大事態として扱わなかったことや、顧問による体罰に違法性を認めた。