ジョーン・ディディオンさん(米作家、脚本家)米メディアによると、23日、パーキンソン病に伴う合併症のためニューヨークの自宅で死去、87歳。60年代に米国で隆盛した、客観事実に小説の表現手法を重ね合わせる「ニュージャーナリズム」の担い手の一人で、社会問題の本質に迫る作品を多く世に送り出した。

 34年、カリフォルニア州生まれ。ファッション誌ヴォーグで編集に携わる傍ら63年に小説を出版。既存の社会体制に異を唱えるカウンターカルチャー(対抗文化)と向き合ったエッセー集「ベツレヘムに向け、身を屈めて」(68年)は高い評価を受けた。(ロサンゼルス共同)