【北京共同】北京の日本大使館が今月開催予定だった日中交流イベントを巡り、安倍晋三元首相の「台湾有事」発言の後、中国当局が中国人招待客に出席しないよう圧力をかけていたことが21日、分かった。イベントは最終的に新型コロナウイルス対策を理由とする当局の要請で中止に追い込まれた。複数の関係筋が明らかにした。

 安倍氏は1日、「台湾有事は日本有事」などと指摘。他の外国大使館では同時期に行事開催が許されており、日本の関係者は安倍氏の発言を受けた中国による「嫌がらせ」だと不信感を深めている。来年は国交正常化50年だが、今後の交流活動に影を落としそうだ。