【サンティアゴ共同】南米チリで19日、大統領選決選投票が投開票され、左派ガブリエル・ボリッチ下院議員(35)が当選した。同国史上最年少の大統領となる。日本も参加する環太平洋連携協定(TPP)の批准を含む新たな自由貿易協定の署名に慎重な姿勢を示しており、対応が注視される。来年3月11日に就任し、任期は4年。

 ボリッチ氏は「全ての国民の大統領になる」と述べ、勝利宣言した。対立候補の右派ホセアントニオ・カスト元下院議員(55)は敗北を認め、電話で祝意を伝えたと明らかにした。開票率約99%時点でボリッチ氏の得票率は約56%、カスト氏は約44%。