バイデン米政権の対アジア外交で中心的な役割を担うダニエル・クリテンブリンク国務次官補は9日、東京都内で共同通信と単独会見した。威圧的な中国への強い懸念を示した上で、日本の防衛費について「米国は増額を歓迎する」と述べ、中国を抑止し台湾有事を回避するため、安保分野での岸田政権の役割拡大に期待感を示した。

 アフガニスタンでの米軍駐留に区切りを付けて「対中シフト」を進めるバイデン政権が、強固な同盟国である日本との連携強化を求める姿勢が改めて鮮明になった。

 クリテンブリンク氏は中国の台湾への軍事的圧力や、南シナ海と東シナ海での一方的な現状変更の試みを問題視した。