9日の東京外国為替市場の円相場は1ドル=112円台後半で取引された。112円台を付けるのは約1カ月ぶり。

 午後5時現在は前日比72銭円高ドル安の1ドル=112円84~86銭。ユーロは43銭円高ユーロ安の1ユーロ=130円84~88銭。

 米連邦準備制度理事会(FRB)高官の発言を受けて早期利上げ観測が後退。円を買い戻す動きが活発となり、円高ドル安が加速した。日経平均株価の下落も円買いの材料となった。

 市場では「各国の中央銀行が利上げに慎重な姿勢を示したことで、これまでの投機的な円売りから巻き戻しが起きている」(外為ブローカー)との声があった。