【パリ共同】フランスのカトリック教会は8日、未成年時に聖職者らから性的虐待を受けた国内の被害者が1950年以降で推計33万人に上るとした調査報告書を受け、被害を認定する独立機関を設けて被害者へ補償金を支払うことを決めた。教会の不動産を手放し、基金に充てる。フランスのメディアが伝えた。

 南西部ルルドで開かれたフランスの司教協議会は、未成年者の性的虐待被害に関し、教会の組織的責任を認めた。法律家をトップとする独立機関は、被害の申告を受けて事実を確認し、被害に応じた補償を行う。