月が重なって金星を隠す珍しい現象「金星食」が8日の昼間、国内各地で観測された。国立天文台によると、今回の金星食は九州の一部や沖縄、小笠原諸島などを除いた地域で発生。大分県上空を飛んだ共同通信社機からは、細く白い月の先端で滴のように金星が光る幻想的な光景を撮影することができた。

 国内での金星食は8日午後1時40分ごろから同2時50分ごろの間。多くの地域は雨や曇りだったが、秋田県内では金星が隠されていく様子が、東京都内では食の終わりに月の明るい側から再び金星が現れる様子も見られた。

 国内では2012年8月にも、各地で金星食が観察されている。