作家松田青子さん(42)の短編集「おばちゃんたちのいるところ」の英訳版が、優れたSFやファンタジー作品に贈られる権威ある「世界幻想文学大賞」の短編集部門を受賞したことが8日分かった。日本での版元の中央公論新社が明らかにした。

 同社によると受賞は7日付。1975年に米国で創設され、近年では2006年に村上春樹さんの「海辺のカフカ」が長編部門を、19年に映画監督の宮崎駿さんが生涯功労賞を受賞している。

 「おばちゃんたち―」は日本では16年に刊行。失恋した「私」の元に自殺したはずの「おばちゃん」が現れる物語「みがきをかける」など計17編が収められている。