日本政府の複数の高官は8日、来日中のクリテンブリンク米国務次官補(東アジア・太平洋担当)とそれぞれ協議し、岸田文雄首相の早期訪米を目指す考えで一致した。政府筋が明らかにした。日本側は月内の首相訪米を想定している。

 衆院選を乗り切った首相は日米同盟の強化に向け、バイデン米大統領との信頼関係醸成を目標に据える。政府はクリテンブリンク氏と緊密に連携することで、首相訪米への環境を整備したい考えだ。松野博一官房長官は8日、「年内も含め、できるだけ早期に実現することを念頭に調整したい」と述べた。

 知日派として知られるクリテンブリンク氏は9月、国務次官補に就任した。