和歌山県田辺市の世界遺産・熊野本宮大社で8日、来年の干支「寅」の大絵馬が完成した。金色と黒色のしま模様が入った白いトラを描いた九鬼家隆宮司(65)は「新型コロナウイルス禍を乗り越え、来年はこのトラのように新たな歩みで前進してほしい」と話した。

 大絵馬は縦約1・1メートル、横約2・3メートル。12月2日に迎春準備として大しめ縄とともに神門に掛け替える。白いトラは幸運を呼ぶといわれ、新たな一歩を踏み出す意味も込めて白にした。新型コロナの感染者が減少している状況から「一筋の光」の文字も添えた。

 JR新宮駅のほか、南紀白浜空港などに飾る七つの絵馬も完成した。