山形県上山市のJR奥羽線かみのやま温泉駅ホームに8日、初冬の風物詩「柿ののれん」がお目見えした。生産量日本一を誇る地元特産の紅柿約1100個で作製し、利用者に魅力をPRする。12月27日まで展示される。

 紅柿は渋柿だが、蔵王連峰から吹き下ろす寒風にさらすことで甘みが凝縮し「極上の干し柿」(関係者)になる。例年は約2千個で作るが、凍霜害の影響で今年は半数に。のれんの柿は販売せず、展示終了後に県内の菓子製造業者に提供して新商品開発に生かしてもらう予定という。

 JAやまがた干し柿部会長の須田善昭さんは「上山に来たら、珍しくて、おいしい紅柿を味わって」と話した。