岸田文雄首相は8日、新設する人権問題担当の首相補佐官に自民党の中谷元・元防衛相(衆院高知1区)の起用を決めた。中国による香港や新疆ウイグル自治区での人権弾圧を念頭に、問題解決に向けて積極姿勢を示す狙いがある。中谷氏と官邸で面会し、意向を伝えた。10日に予定している第2次岸田内閣の発足に伴う人事。

 首相は9月の自民党総裁選で、中国などの人権侵害に対応する首相補佐官を置く考えを示していた。

 中谷氏は当選11回。自民党谷垣グループの代表世話人を務めており、総裁選では岸田首相を支持した。