知的・精神障害や高齢にもかかわらず十分な福祉支援を受けられず犯罪を繰り返してしまう「累犯障害者」支援の先駆者で、8月に76歳で亡くなった田島良昭さんをしのぶ会が7日、自宅がある長崎県島原市で開かれた。親交のあった元厚生労働事務次官の村木厚子さんや林真琴検事総長ら約800人が参列した。

 田島さんは1977年、長崎県で社会福祉法人「南高愛隣会」を設立し、障害者が入所施設ではなく地域で暮らせるよう取り組んだ。刑務所を出所した人を福祉支援へつなぐ「地域生活定着支援センター」の全国設置などにも奔走し、司法と福祉の連携を図った。