囲碁のアマチュアトップとして活躍し、プロ棋士を多数育成した菊池康郎(きくち・やすろう)さんが3日午前8時34分、老衰のため自宅で死去した。92歳。東京都出身。葬儀は近親者で行った。喪主は妻初子(はつこ)さん。

 世界アマ選手権優勝をはじめ、アマ本因坊戦などで数々の大会を制し、長年にわたりアマ碁界をけん引した。

 緑星囲碁学園を主宰し、多くのプロ棋士を輩出。棋聖、名人などを獲得したトップ棋士の山下敬吾九段や女流タイトルを多数獲得した青木喜久代八段らが薫陶を受けた。全日本囲碁協会の理事長を務め、晩年まで囲碁普及に尽力した。