JR西日本は6日、乗客106人が死亡した2005年の尼崎JR脱線事故の遺族らを対象に、兵庫県伊丹市で非公開の説明会を開いた。大阪府吹田市の社員研修センターに整備する新施設での事故車両などの保存方針を伝えた。事故から17年となる来年4月25日には、新型コロナウイルス感染拡大で中止が続いた慰霊式を、現時点では3年ぶりに開く方針であることも示した。

 JR西によると、24年の完成を目指す新施設で、損傷が激しく復元が困難な1~4両目は部品に裁断し、原形をとどめる5~7両目はそのまま保存することなどを、遺族らに伝えたという。