厚生労働省は5日、工芸や調理、衣服など各分野で卓越した技能を持つ150人を2021年度の「現代の名工」に選んだと発表。表彰式は8日に都内のホテルで行われる。1967年度から始まって今回が55回目で、表彰者は本年度を含めて6796人となった。

 21年度に選ばれたのは、斬新な「円形畳」の製作など、高い技術を誇る福島県郡山市の畳工吉田克浩さん(63)のほか、江戸前の天ぷら調理の技を発展させた東京都江東区の天ぷら料理人早乙女哲哉さん(75)ら。和服製作に優れ、和装用コートを短時間で縫製できる技能を考案した大阪府枚方市の和服仕立職、鈴木房子さん(71)も選ばれた。