公的年金の積立金を運用している年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は5日、7~9月期の運用実績が1兆8763億円の黒字だったと発表した。新型コロナウイルスワクチン接種の進展による経済活動正常化への期待感などから、国内株式の価格が上昇したのが主な理由。一方、各国で金融緩和策転換が意識されたとして、外国株式は小幅に下落。4~6月期と比べ黒字額は縮小した。

 9月末時点の運用資産額は194兆1197億円。市場運用を始めた2001年度からの累積収益額は102兆1946億円だった。ともに過去最高を更新した。