小笠原諸島の海底火山噴火で発生したとみられる大量の軽石が沖縄県の海岸に漂着している問題で、県は5日、読谷村で採取した軽石の成分を分析した結果、カドミウムなどの有害物質が、国が定める土壌環境の基準値以下だったと明らかにした。他の地域の軽石も分析し、安全性を確認できれば、農業や土木資材への利用を検討する。

 県によると、10月21日に採取し、鉛やヒ素など計9物質を分析した。玉城デニー知事は記者会見で「一部の海岸の試験結果で、まだ全ての軽石が基準値以下とは言えない」と話した。軽石は持ち帰らず、指定された場所に運ぶよう県民らに求めた。