北朝鮮による拉致問題の解決を求め、被害者の写真などを紹介するパネル展が3日、福井県高浜町の高浜公民館で始まった。2002年に帰国した拉致被害者で、小浜市に住む地村保志さん(66)が開始式で「被害者と家族の高齢化が進み、一刻の猶予もない。早期解決を」と訴えた。

 地村さんは「最終的には(日朝両方の)政府が行動しなければ何も解決しない」と強調。発足が迫った第2次岸田内閣に「引き続き外交政策の最重要課題として取り上げてほしい」と話した。

 パネル展は地村さん夫妻の支援者らによる「救う会福井」の主催で、9日まで。