来年5月で独立から20年を迎える東ティモールの独立運動の最高指導者で初代大統領のシャナナ・グスマン氏(75)は25日、独立後の歩みを振り返り、安定した「平和を得た」と強調した。経済の脆弱さが課題だと指摘したほか、気候変動問題で豪雨など甚大な影響を受けているとして、先進国の対応に怒りも吐露した。都内で取材に応じた。

 グスマン氏はインドネシアからの独立当時を回顧し、20年先の未来を「統治の経験もなく、何もない中からできた国だ。想像すらできなかった」と語った。現在の東ティモールについて「極めて良い方向にあるとは言えないが、悪くはない」と評価した。(共同)