日本たばこ産業(JT)は24日、元財務事務次官の丹呉泰健会長(70)が来年3月23日の株主総会をもって退任すると発表した。岩井睦雄副会長(61)が昇格して8年ぶりに会長、社長がともに生え抜きとなる。後任の副会長には元財務事務次官の岡本薫明氏(60)を迎える。

 JTは1985年の民営化後、2012年に初めて両首脳が生え抜きとなったが、丹呉氏が14年に会長に就いた。役員の任期を迎えるに当たり「後進に道を譲りたい」と申し出たという。

 JTの筆頭株主は財務相で、発行済み株式の約3分の1を保有する。寺畠正道社長(55)は留任する。