【ワシントン共同】米ホワイトハウスは23日、原油価格の高騰に対応するため、日本や中国、英国、韓国、インドといった消費国と協調して、石油備蓄の一部を市場に放出すると発表した。日本政府も国家備蓄の一部を放出する方向で最終調整に入った。主要消費国が原油高対策として協調で放出するのは初めてとみられる。

 米国は今後、数カ月間で5千万バレル放出する。消費国の備蓄放出に産油国側が反発する可能性もあり、生産が縮小されれば値下げ効果が失われる可能性もある。

 原油価格は上昇傾向が続いており、回復途上の世界経済の足かせとなることが懸念されている。