【ウィーン、ワシントン共同】中国外交当局は23日までに、米英からオーストラリアへの原子力潜水艦導入支援計画について「核拡散の深刻なリスクだ」として凍結を要求、解決策を協議する国際原子力機関(IAEA)の特別委員会設置を提起した。原潜には核物質の軍事転用を防ぐIAEAの保障措置(査察)を効果的に適用できないと指摘している。

 凍結を求めたのは在ウィーン中国政府代表部。IAEA宛ての10月29日付通知で、オーストラリアに移転される原子力推進装置と核燃料が「核兵器製造に転用されない保証はない」と主張。特別委で解決策がまとまるまで、計画を停止するよう求めた。