東日本大震災で児童74人が犠牲となった宮城県石巻市立大川小の遺族らが21日、同小の裁判を巡るドキュメンタリー映画の製作費をクラウドファンディングで支援した人への返礼として、現地で語り部活動を実施した。

 映画は2019年に、事前防災の不備など市と県の責任を認める仙台高裁判決が確定した裁判の経緯をたどる内容で、来春の完成を目指している。

 全国の約320人から目標を超える約460万円が集まり、この日は40人ほどが参加。遺族らが校舎付近を歩きながら震災当日の様子や津波の爪痕などを説明した。