水上に浮かべたボードに乗ってパドルでこぐ「スタンドアップパドルボード(SUP)」が近年、新たなマリンレジャーとして人気を集めている。一方、増加する事故を防ごうと宮城海上保安部(宮城県塩釜市)は、独自の認証制度創設や安全講座を通じた啓発に力を入れている。

 ボードとパドルさえあれば事足りるSUPは、海だけでなく川や湖でも手軽に楽しめることから初心者でも取り組みやすい。海上保安庁によると、昨年、沖に流され自力で戻れなくなるなどの事故に遭った人は66人で、2019年(32人)の約2倍に。山形県鶴岡市の海では今年8月、親子3人が沖合約1・5キロに流され救助された。