北海道登別市の「のぼりべつクマ牧場」で20日、サケの加工食品「さけとば」作りが始まった。クマの餌用の恒例行事で、ロープウエーのゴンドラにつるし、寒風にさらしてうま味を凝縮する。今年は不漁のため、規模を縮小して実施した。

 「とば号」と呼ばれる専用のゴンドラ1台に20本ほどつるし、温泉街と山頂の牧場の間約1・2キロの山あいを往復。1日7時間ほどかけて乾燥させる。完成までに1~2週間干す必要があり、来年3月までに100~150匹を用意する。

 今年は来遊数の減少に加え、太平洋沿岸の赤潮が原因とされる大量死でサケの価格が高騰。予定数は昨年の200匹より少ない。