鹿児島県大崎町で1979年に男性の遺体が見つかった大崎事件で服役し、無実を訴え再審請求中の原口アヤ子さん(94)の県内の入院先を、それぞれの冤罪事件で再審無罪を勝ち取った西山美香さん(41)と青木恵子さん(57)が20日、見舞いに訪れた。西山さんらによると、原口さんは声を掛けられると大きく口を開け、笑顔で応じた。

 2人は花束やだるまを贈った。見舞い後、取材に応じた青木さんは「再審は長い闘い。司法のおかしさを許せない」と話した。西山さんは「(事件の)79年は私の生まれた年。その間アヤ子さんは冤罪と闘ってきた。早く無罪を」と訴えた。