【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)のクラリダ副議長は19日のオンライン講演で、物価高に対応するため、米国債などを大量に買い入れる量的金融緩和の縮小ペースを速める必要性に言及した。金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)の12月会合で「データを注視し(ペース加速を)議論することが適切かもしれない」と述べた。

 クラリダ氏は物価高に関し「上向きのリスクがある」と警戒した。FRBが11月から着手した量的緩和の縮小ペースが速まれば、事実上のゼロ金利緩和の解除時期も前倒しされる可能性がある。