本州と九州のJR上場4社の2021年9月中間連結決算が2日出そろい、全社の純損益が2年連続で赤字となった。赤字額の合計は約2600億円に上る。新型コロナの影響が長引き、当初の想定より鉄道利用の回復が遅れた。22年3月期の純損益は、JR東日本が従来の黒字予想を1600億円の赤字に引き下げるなど、3社で赤字の見通しだ。

 中間決算の赤字幅はJR東が1452億円、JR西日本が686億円、JR東海が444億円、JR九州が20億円だった。合計で約5160億円だった前年同期からは、いずれも縮小した。売上高も感染拡大前に比べると低水準だが、4社とも前年の数字は上回った。