原発性肺腺がんで入院し、任期中の今年3月に辞職した前福岡県知事の小川洋(おがわ・ひろし)氏が2日、死去した。県が明らかにした。72歳。福岡市出身。葬儀・告別式は近親者で行う。

 京大卒業後、1973年に通商産業省(現経済産業省)入省。特許庁長官や内閣広報官を経て、2011年、知事選に初当選。19年に3選を果たしていた。

 20年12月、肺炎の疑いで入院。今年1月に再入院し、2月に「病状と体力を考えると、これまでのように知事としての責任と役割を果たせない」と辞意を表明し、治療に専念していた。