名古屋出入国在留管理局で3月、収容中だったスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさん=当時(33)=が死亡した問題を受け、出入国在留管理庁は2日までに、入管施設の医療体制を強化するための有識者会議を設置した。医師の確保や外部の医療機関との連携を議論し、提言をまとめる方針。

 入管庁が8月に公表したウィシュマさん死亡に関する調査報告書によると、施設には週2回、各2時間勤務する非常勤の内科医しかいなかった。

 報告書は「医療体制の抜本的な強化の必要がある」と指摘。具体的な改善点として、常勤医師の配置など診療体制強化や外部医療機関との連携体制構築などを挙げた。