福岡県大川市立川口小で2017年、授業中に小型ゴールが倒れ、下敷きになった4年男児=当時(10)=が死亡した事故で、両親が市に約4300万円の損害賠償を求めた訴訟の本人尋問が19日、福岡地裁久留米支部であった。父親(42)は「あの日から時間が止まったままだ」と心境を明かし、涙をこぼした。

 父親は、男児が今も生きていたらどう思うかと問われ「答えられない。姿は亡くなったあの日のままだ」と話した。「二度とこういう事故が起きないようにすると(息子に)伝えたい」とも述べた。

 訴状によると、両親は、学校がゴールポストを固定せず、安全点検も不十分だったと主張している。