文化庁は19日、昨年12月に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産となった「伝統建築工匠の技」の登録記念式典を東京都内で開いた。無形遺産に認められた木工や左官など17分野の技術継承に取り組む各保存団体に、登録認定書のレプリカを進呈。原本は同庁が保管する。

 17分野は歴史的な木造建造物の維持に欠かせない技術で、瓦屋根やかやぶき屋根、建具や畳の製作、装飾や漆塗りなども含まれる。いずれも国の「選定保存技術」で、全国社寺等屋根工事技術保存会(京都市)や日光社寺文化財保存会(栃木県日光市)など14の保存団体が認定されている。