仁徳天皇陵として宮内庁が管理する日本最大の前方後円墳・大山古墳(堺市、5世紀中ごろ)を共同発掘している同庁と堺市は19日、内堤上面の内側でも円筒埴輪列が見つかったと発表、発掘現場が報道陣に公開された。共同発掘は2018年に続き2回目。前回の成果も合わせると築造時は堤上面両側に埴輪列が並ぶ壮大な姿だった可能性が浮上した。

 周濠がある大型前方後円墳では、堤上面の両側に円筒埴輪が並んでいたと推測されているが、実際に確認されているのは、真の継体天皇陵とされる今城塚古墳(大阪府高槻市)など例が少なく、築造当時の姿を知る手掛かりとなる。