公安調査庁は19日、オウム真理教の後継団体「アレフ」について、団体規制法に基づく公安審査委員会への再発防止処分請求を撤回した。活動状況の報告を怠ったことを請求理由としていたが、アレフが今月中旬に報告書を提出したため。

 アレフには団体規制法の「観察処分」が適用されており、構成員や資産状況などの報告が3カ月ごとに課されている。公安庁は今年5月と8月の期限に報告書を提出しなかったとして、10月25日に再発防止処分を請求。施設の使用や勧誘を6カ月間禁止するよう公安審に求めていた。

 公安庁によると、アレフの信者は今年1月末時点で約1310人。