政府は18日、福島県沿岸部に計画している「国際教育研究拠点」で取り組む研究内容として、がん治療薬や脱炭素技術の開発など具体案を明らかにした。東日本大震災からの復興の課題を話し合う復興推進委員会(委員長・伊藤元重学習院大教授)に示した。推進委の意見を踏まえ、本年度中に基本構想を策定する。

 拠点整備は東京電力福島第1原発事故からの復興の目玉事業。政府は国内外の研究者を集め、ロボットやエネルギーなどの分野で技術革新を目指すほか、人材育成に取り組むとしている。

 具体案では、放射線を活用した次世代のがん治療研究や医薬品の開発などを目指すとした。