全日本空輸は17日、生活支援を目的とした特別金10万円を全社員に支給する方針を労働組合に伝えた。新型コロナウイルス下で実施中の賃金カットは、基本給が相対的に低い若手社員らへの影響が大きいことから、全世代を通じた一律支給で配慮したようだ。来年1月に支給する。

 全日空は業績悪化を受け、夏冬のボーナスに相当する年間一時金の支給見送りで労使が合意済み。月例賃金の5%カットや、厚生年金保険料の従業員負担の引き上げなども実施している。コスト削減策が計画通りに進んでおり、特別金の支給により社員の奮闘に報いる必要があると判断した。グループ会社での支給も検討されている。