長崎市の人気観光地で世界遺産の構成資産にもなっている「旧グラバー住宅」の保存修理工事が終わり、関係者向けの内覧会が17日、開かれた。老朽化した外壁や屋根などを修復。展示もリニューアルし、当時の様子を再現した。住宅内部の一般公開は18日から。

 「旧グラバー住宅」は、現存する国内最古の木造洋風住宅で、1863年に完成。スコットランド出身で幕末に長崎を拠点に活躍した貿易商トーマス・グラバーが過ごした。長崎市が2019年から耐震補強工事などをしていた。

 家の中は、グラバーや息子の倉場富三郎らの生涯を紹介するほか、富三郎の手紙から寝室と判明した部屋を再現した。