奈良県で2004年、小学1年の有山楓ちゃん=当時(7)=が誘拐、殺害された事件の発生から17年となる17日、楓ちゃんが通っていた奈良市立富雄北小で「命を考える集会」があった。事件当時、同小6年の担任だった後藤誠司校長(58)が全校児童に「自分の命も人の命も守れる人になってください」と語り掛けた。

 事件の記憶を受け継ぎ、命の尊さを見つめ直すため学校が毎年開催しており、今年はコロナ対策のため校長室と教室をリモートでつないだ。全員で黙とう後、各学年の代表が「1人のときは防犯ブザーを持って自分の命をしっかり守ります」などとする「富北子ども安全宣言」を読み上げた。