浜松市のキャンプ場で中学3年の匂坂絢乃さん(15)=同市=が死亡した事件で、共に自殺を図ったとして未成年者誘拐と自殺ほう助の罪に問われた無職入江大被告(33)に静岡地裁浜松支部(大村泰平裁判長)は17日、懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役3年)の判決を言い渡した。

 大村裁判長は判決理由で、被告が中心になって自殺計画を立てたり練炭などを準備したりしたと指摘。「一連の言動が被害者の決意に重大な影響を及ぼした」と述べた。

 一方で、被告が自殺中止を提案したこともあったとして執行猶予を付けた。言い渡し後に「冥福を今後も祈ってほしい」と説諭した。