【ワシントン共同】イエレン米財務長官は16日、連邦政府の借入限度額を定めた債務上限問題に関し、12月15日までに議会が債務上限を引き上げるか停止するよう要請した。現状では同日を過ぎると政府資金が枯渇する恐れがあるとする新たな試算を示した。

 イエレン長官は議会に宛てた書簡で「米国の信頼を確保するためには(議会の対応が)重要だ」と指摘した。

 8月に復活した債務上限を巡っては、12月3日までの政府資金を確保できるよう、議会で債務上限をわずかに拡大する暫定措置が取られた。ただ与野党対立により本格的な対応は定まっておらず、デフォルト(債務不履行)の懸念がくすぶる。