【サンパウロ共同】南米ペルーで禁錮刑が確定しているアルベルト・フジモリ元大統領(83)について、同国のトレス法務・人権相は16日に地元ラジオで、病状が「かなり悪化している」として人道的恩赦も考え得ると述べた。「もし容体が非常に悪ければ、自宅で死期を迎えられるように恩赦を検討するのが当然だろう」と指摘した。家族から恩赦の申請は出ていないとした。

 フジモリ氏は10月に血中酸素飽和度の低下や胸の痛みのために、収監されていた拘置施設からリマ市内の病院に入院し、心臓手術を受けた。今月9日に緊急検査のために別の病院に一時移された。