鹿児島県西之表市の馬毛島への自衛隊基地建設を巡り、八板俊輔市長が16日、防衛省を訪れ、環境影響評価(アセスメント)が終わっていないのに関連工事の入札公告を実施したことは「地元軽視と言わざるを得ない」と抗議した。

 防衛省は11日、施設整備のためのコンクリートを製造する仮設プラント建設の入札を開始。県と市が反発していた。抗議文は岸信夫防衛相宛てで、面会した地方協力局の担当者に提出した。

 これに先立ち、岸氏は塩田康一鹿児島県知事と面会。「手続きを経ずに馬毛島内での組み立て、設置は行わない。作業の進展に応じ説明を積み重ねる」と理解を求めた。