【ワシントン共同】米国で食肉の価格が急騰している。10月の牛肉価格は前年同月の2割増しで、豚肉や鳥肉も高い。業者の寡占によるインフレ下の便乗値上げとみて、バイデン政権は対策に着手。日本での輸入価格も国産に迫る勢いで、「大量生産で安価」な米国産のイメージは薄れつつある。

 米国ではコロナ禍からの需要急回復などで高インフレが続き、10月の消費者物価指数は前年同月比6・2%上昇。中でも食肉の伸びは著しく、牛肉は20・1%、豚肉は14・1%、鳥肉は7・5%上がった。

 輸入価格の上昇は、国内の畜産農家に有利に働く。一方で輸入に頼る外食産業の経営を圧迫しそうだ。