商業捕鯨で捕獲されたイワシクジラの生肉の初競りが16日、山口県下関市の下関漁港地方卸売市場で行われた。共同船舶(東京)の捕鯨船が北海道・根室沖で8日に捕ったクジラで、冷凍せずに運んだ。市によると、このような生肉の同市場での取引は初めて。最高値は1キロ12万円だった。市内を中心に小売店や飲食店で販売される。

 午前2時すぎに入札が開始。計約1・5トンが次々と競り落とされた。希少部位の尾肉に最高値を付けた鮮魚販売、うお華(下関市)の田崎重慶社長は「思った以上に(肉質が)良かった」と満足げだった。