【ワシントン共同】ブリンケン米国務長官は15日の声明で、ロシアがミサイルを使った人工衛星の破壊実験を同日実施したと明らかにした。米航空宇宙局(NASA)によると、衛星の破片は国際宇宙ステーション近くを通過。就寝中の飛行士を起こし、日本の実験棟「きぼう」などに通じるハッチを閉じさせた。飛行士は約2時間、接続されている宇宙船内に避難した。

 ブリンケン氏は、大量の宇宙ごみの発生を確認したとしており、ステーションの飛行士らへの脅威を高める「危険で無責任な実験だ」と非難した。

 米宇宙軍によると、ロシアは昨年4月と12月にも同様のミサイル実験を実施した。