軽石が大量漂着している沖縄県本部町の新里漁港で15日、共同通信記者が水中撮影をした。大小の軽石が灰色の層になって浮かび、水面下は日中でも真っ暗。指先で強くつまむと、粉々に崩れるもろさだった。港には10月から軽石が押し寄せ、漁に出られない状況が続いている。

 港ではボランティアらが14日にトラック10台分の軽石を除去した。しかし、漁師天久正秀さん(61)は「また軽石が増えている。タコ漁の時季なのに何もできない」。

 軽石は小笠原諸島「福徳岡ノ場」の8月の海底火山噴火で生じたとみられ、鹿児島県や伊豆大島(東京都)でも確認されている。